都市設計特論

本講義は大学院博士前期課程の科目である。
本科目は,H21年度より「都市設計特論」と科目名称および内容が変更になりました。
(旧都市計画特論第二)

※建築実務経験対象科目〔講義〕



【ねらいと到達目標】

○ねらい
都市計画に関するテーマを設定し,それに関する文献資料を収集し,体系的にまとめる訓練を行う。景観,士地利用,都市計画史,都市開発論,都市計画論に関す るテーマを主体として,関連論文や基礎的文献を重視しながら都市計画研究の全体像を把握する。さらに建築実務者教育の一環として,建築物を設計する際に周 辺環境において考慮あるいは要求される機能等,および良好な環境形成に必要な整備手法に関する知識習得を行う。加えて,インターンシップにおける意匠設計 の際に必要となる知識を修得する。

○具体的な到達目標
(1)都市計画制度やその歴史,成立背景を理解する
(2)土地利用コントロール,都市再開発,景観コントロールの方法論について,事例を通して理解する
(3)まちづくりの潮流を理解し,現在の都市計画に求められる概念や考え方を習得する
(4)建築物を設計する際に考慮あるいは要求される機能を理解する
(5)建築と都市・地域の良好な環境形成に必要な手法を理解する


【発表・提出物について】

  • PowerPointまたはKeynote…発表用の資料
  • 配付資料…A4用紙4頁以内にまとめること。※定型フォーマットを利用すること。なお印刷は両面コピーとすること


【構成】

(I) 都市計画史(1〜4)
   ・古代,中世,近世,近代,現代の都市計画について
    ※主要な都市計画論について整理すると共に,現代への影響も併せて整理する
(II)都市計画論(5〜7)
   ・産業革命以後の西洋の都市計画が日本へどのように伝わり,影響を及ぼしたか
   ・明治維新後の都市計画
   ・現代の都市計画
    ※系譜を作成するイメージでまとめる
(III)土地利用・都市開発論(8〜11)
   ・土地地利用のコントロール手法について(Ⅱとの絡みあり)
   ・戦後の都市開発,住宅地開発等を取り上げ,経緯と課題を整理。
   ・日本における近年の都市開発(駅周辺,中心市街地,郊外)
   ・海外先進事例の調査(駅周辺,中心市街地,郊外)
(IV) 景観(11〜12)
   ・海外の景観保全手法と歴史
   ・日本の景観保全手法と歴史
   ・近年の都市開発と景観形成(日本及び海外)
(V)  まちづくりの流れ(13〜15)
   ・田園都市論から受け継がれるまちづくりの系譜
   ・コンパクトシティ
   ・アーバンビレッジ
   ・ニューアーバニズム
    ※これらの事例を通し,今求められるまちづくりの展開を整理